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六花ノ雨音

六花恵のABUNAI日記。思うままに世界を楽しむブログです。アクセサリー作家、トータルビューティー、音楽、アートなど。

自分を乗りこなすには。

何年生きても、自分を乗りこなすのが一番難しいと感じる。

 

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しばらくの間、とある島で生活した。知り合いは皆無で、初めて降り立った土地だった。

目的は小説を書く事。一日中、本を読み小説を書き過ごした。

時には酒に飲まれ、徘徊老人のように家の周りをぐるぐる廻ったり、部屋で訳の分からない歌を歌ったり独り言を喋ったりした。田舎のこの街には、娯楽施設やショッピングモールなどなかったが、私は充実した2ヶ月間を過ごした。

 

あと1週間で帰らなければならないとなったある日、とてつもなく帰りたくなくなり、10歳の少女のようにベッドの上で手足をばたつかせ、一人駄々をこねた。その日から1週間は10歳という設定で一日を過ごしたので、酒を飲む事も無ければ夜更かしをする事もなくなった。

朝起きて、英ニュースをネットで読み、今やるべき勉強をし、午後から小説を書き始める。こんなにも孤独な日々がこんなにも愛おしく、もうずっと一人でいたいという欲望にかられた。

 

 

人との関わりが面倒に感じられ、ただただ田舎の空気と日々めまぐるしく変わる天気や己の感情に向き合った。人は人の中でもまれ己を知るとあるが、もう十分すぎる程人を見てきたし人を知った。ほとほと疲れ果てたのだろうか、もう暫くは誰とも関わりたくないと思っている。

底抜けの空虚感が根底に根を張り、死ぬまでの長いようで短い人生を暇つぶしとして送るのか、感動の毎日として我がままに生きるかは明白だった。

 

 

どう転んでも会社勤めなど出来ない私には、一宇宙人の目線でもって、言葉を道具に生きていこうと思う。10歳の私は、いまは友達と遊ぶ事より近所の山に一人で探検に行く事を選んだ。

 

 

 

 

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