読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

六花ノ雨音

六花恵のABUNAI日記。思うままに世界を楽しむブログです。アクセサリー作家、トータルビューティー、音楽、アートなど。

この意識のまま生きていきたい〜ある人種の話〜

何をやるのにも楽しくやり、不平をこぼしたり非現実的なことばかり願って時間を消費したりしない。人生に対して積極的かつどん欲であり、何でも好きである。雨が降れば雨が好きだし、暑いのもいいと思う。

楽しくないのに楽しいふりをしているのではない。現実をそのまま賢く受け入れるのであり、現実を楽しむ特異な能力を持っているのである。彼らとて病気や旱魃などといった嫌なものは歓迎しないけれども、それらについて泣き言を言ったり、こんなものはなければいいのにとブツブツ言いながら今を無駄に費やすことはしない。

現在おかれている状況を改める必要がある場合には、そうなるように努力する。しかも、その仕事を楽しみながらやる。実際彼らは心ゆくまで人生を楽しんでおり、可能な限り人生からあらゆるものを得てやろうとしているのである。

 

毎日新しいより多くの知識を求め、成功しようが失敗しようが構わず何事にも挑戦してみる。彼らは学び続けるという意味で真理の探究者であり、いつもわくわくしながら新しいことに挑戦する。もうこれだけ身に付けば十分だなどと思わない。

ありのままの他人を受け入れ、ある事柄が気に食わなければ自分で気に入るよう努力する。他人にたいして期待するところがないから、裏切られたと言って腹を立てることもない。彼らは自分がいかに気分を害しているかということを相手に訴えて、そのことによってその人を思い通りに操ろうとはしないし、そんなものは無駄だということが分かるのであろう。彼らは決して腹を立てない。ただ無視するだけだ。

 

彼らの心は常に現在に向けられている。すべての気苦労は現在に向けてなされるべきであること、現在の生活を後回しにして避けることは愚かなことだと、思い出させるシグナルのような心の働きが彼らにはあるのだ。

彼らは、常に現在という時を味わう。自分にできるのはこれだけだということを知っているからだ。

彼らは、毎日を最大限に楽しく充実した生活をする不思議な力を持っている。まさかの時にそなえつつ、事を先に延ばすような事はしない。世間の常識が自分の生き方を認めないからと言って、自分を責めたりはしない。

それは全く自然な生き方で、子どもや動物の生き方と似ている。大抵の人は棚から牡丹餅の生き方で何も得る事なく過ごしているが、彼らは今を充実させる事に忙しいのだ。

 

こうした心が健康な人の特徴は、自立心が強いということだ。彼らの愛情は相手に価値観を押し付けることがない。

自立していない人間は彼らの事をなかなか好きになれないかもしれない。というのも、彼らは自分の自由のことになると頑として意志を貫くからである。

 

こうした幸福で充実した人生を送っている人というのは、普通の人たちと違って、他人に自分の行動をいちいち認めてもらおうとしない。他人に認められたり称賛されなくとも一切きにかけずに自由に行動できる。心が自分の内側に向いているので、自分の行動に対する他人の評価には関心がないのである。

 

こうした性格の人たちを観察してみれば分かる事だが、彼らは周囲の価値観に自分を合わせるという事をしない。と言っても、彼らが反抗的な人間なのではない。たとえ他人と衝突することになろうとも、自分の意志は自分で決定していく人間なのだ。

道理にかなっていなければ、些細な規則は無視してしまえるし、伝統的なしきたりで人生に意味をもつものであっても、それが自分にとってつまらないものなら拒絶する。

社会は自分の人生において重要なものだとは思っているが、社会に振り回されたり、奴隷のように服従されるのは拒む。社会を反抗的になって攻撃する事はしないが、社会を無視して行動すべき時を確実に心得ているのだ。彼らには決まりや組織、制度といったものにほとんど関心がない。自分を律する行動の規範は持っているが、他人やものごとをそれに合わせたいという欲求は持っていない。他人はこうあるべきだという考えは持っていない。

誰もが自分の意志で選択して行動すればよいと思っている。他人の判断に従って行動するから、つまらないことで頭がおかしくなるのだ。そして、どんな問題であれ自分なりのやり方で処理する。だからあらゆることに独創的でいられる。

 

 彼らにとっても問題というのは、乗り越えるべき一つの障害物にすぎないのであって、自分の個人的な感情を反映させるべきものではないのである。

普通の人には、彼らのこの考え方がなかなか理解できない。大部分の人は、外的なできごとや思想や人間に容易に脅かされてしまうからだ。しかし、自立している人は外的なものに脅かされる事がない。

 

彼らのエネルギーは超人的な肉体から生ずるのではない。それは人生を愛し、人生で活動することを愛している結果なのである。

彼らには英雄やアイドルがいない。あらゆる人間を一人の人間として見る。何よりも大切なことは、彼らが自分自身を愛しているということだ。成長したいという願望に促されて彼らは行動する。どちらかを選択せよと言われたら、必ず彼らは自分を大切にする方を選ぶ。

 

 

f:id:subeteumai:20150816204522j:plain

 

ウエイン・W・ダイアー「自分のための人生」より。引用。

 

 

 

 

 

スポンサードリンク