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六花ノ雨音

六花恵のABUNAI日記。思うままに世界を楽しむブログです。アクセサリー作家、トータルビューティー、音楽、アートなど。

悔しいけど面白い〜同世代の女流作家〜

もちろん知っていたけれど、読まなかった。ベストセラーって何でベストセラーになるかというと、普段本を読まない人が読むからです。すごく読みやすくて簡単で、よく言えばシンプル、悪く言えばだから何?なものが多いので、手が出せなかったのです。いいものが必ずしも売れる世の中ではなく、宣伝すれば売れるので何も知らない人が宣伝したらどういうことになるか恐怖恐怖ですが、逆に言えば自分の感性だけを頼れる面白い時代でもあるわけです。

なので私は時間の無駄を省くため、ここ10年ほどベストセラー本に手を出していませんでした。しかし最近衝撃を受けた高橋源一郎という作家が、綿矢りさの書評を書いていたことを知り、しかもその中でべた褒めしていたのです。そこまで言うならばと意を決しました。高橋源一郎は音楽で言えばプログレですが、綿矢りさはこれいかに。

 

読んだのはこの三冊。

 

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ストーリーが面白いというわけでもない、特別引き込まれることもない、だけど読んじゃう。それはやっぱり高橋源一郎の言う通りだった。

文章そのものが面白い。こういう人は何を書かせても面白いのかもしれない。だから、日本語がどうのこうのという頭の固まったおじさんとかに、あーだこーだ言われたくない。これはこのまま、この特徴のあるままで泳いでいったらいい。例え群れからはみ出していたとしても、それを正す真似だけはやめてほしい。いつだって他人に嫉妬した大人はひどい。自分がひどいことをしているという自覚がないまま、その才能を潰しにかかる。綿矢りさの場合は、「インストール」「蹴りたい背中」を出した後あたりでその潰しにかかったらしい。その後に出た「夢を与える」、これが賛否両論あるがまだ読んでいないのであしからず。しかし、その後の「しょうがの味は熱い」は面白かった。だからきっと彼女は殺されていない。

登場人物の感情がすっと自分の中に入ってきた。それは共感とはまた別のもので、ただ理解できるというだけなんだが、それを理解させてしまうところがすごい。

「しょうがの味は熱い」で、だ・であるから、ですます調になっていくところも面白い。こういう風に使っていいんだと思った。小説は、だ・であるで統一しなければならないものだと思っていたから。

 

音楽で言うと、エミリーシモンあたり。

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(あぁ・・・可愛いなぁ)

 

 

同世代だと思っていたけれど、ちょっと年上でした。しかし面白かったなぁ。読まささった。(北海道弁で、押ささるってあるよね?あれの読むバージョン。よまさる?よまささる?その前にそんな言葉ある?)

私の頭がすごくカタイということを、思い知らされました。もっと柔らかく、ねばならないを取り除かなければならない。ならない。魚の小骨を取り除くように。小骨はいつも噛み砕くタイプだけれど。

また好きな作家さんが増えて、とてもうほうほなむつみでした。

 

 

 

 

MY FAVORITE NOVEL WRITER

 

谷崎潤一郎

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江戸川乱歩

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丸山健二

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村上龍

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梁石日

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宇野千代

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高橋源一郎

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森見登美彦

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中島らも

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