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六花ノ雨音

六花恵のABUNAI日記。思うままに世界を楽しむブログです。アクセサリー作家、トータルビューティー、音楽、アートなど。

文体の話〜清々しさと清潔感〜

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今これ読んでます。550Pほどあるんですが、あっという間に終わりそう。

というのも、村上龍の文体って脳みそを整理してくれる感覚があって、すいすい読めちゃう。自分にとって、引っかかる部分がどこにもない。綺麗に整備された川の流れに乗っているだけで、目的地に着いてしまう。途中で何かにぶつかったり、けがをしたりしないのです。今までになかった細い裏道とかを見つけることはたくさんあるけどね。

 

この人独特の文体が自分に合ってるんだろうな。

龍さんの小説は、登場人物がみんな同じ人に思えるくらい、どの小説でも一貫して「このまんま」いい意味で。そういう強い個性を文章に出すことって、どうしたらできるようになるんでしょう?誰か教えて(笑)

例えば村上繫がりで春樹さんのあの感じは、私は好きません。女々しいと思っちゃうんです。でも、誰が読んでも村上春樹村上春樹でしょう。龍さんは龍さんだし。たかが文章、日本人なら誰にでも書ける文章なのに、読んだだけで「これは誰それの文章だ」と分かるのうらやましいなぁ。

いろいろなHow toあると思いますが、何に関しても結局は吸収栄養排泄ですね。昔の教えでいうと、守破離。師匠の教えを守り、自分なりに改良し、離れる。これができてこそ一人前らしい。私は今、「破」を抜け出そうとしているのかな。

簡単に言うと自分らしさなのですが、それが文章からにじみでてくるようになったらこっちのもん。そのためには読んで読んで書いて書く・・・しかないだろう。ひたすらに。たまに本のことなんか忘れてみて、だけど生活の中でネタ探しは常にしている。辛いことがあっても、「よしこの経験を活かすぞ」と心の中でガッツポーズできたらいいな。

 

(それから一週間後・・・)

 

最近おじさんが嫌いです(笑)

この小説は70%ほど読みましたが、もういいかなと思い図書館へ返却してきました。何だか、龍さんの願望が滲みでているようで気持ち悪かった・・・。男なら誰でも、お金いいだけ稼いで愛人つくってだけど家族はめちゃくちゃ大事にして、っていうロマンがあるんですかね。

いつまでも男でいたい・・・。好きだから愛人でもいい、そういう考えもよく分からない・・・。自分のことを世界一大事にしてくれない人を、私が世界一大事に思うことないと考えてしまいます。根っからの姫体質ではないんですが(むしろ奴隷根性の方がでかかった)、だからこそ嫌なんです。結局、自分のこと以上に人を愛すことなんてできなくて、仮に自分以上に大事に思える人ができたとして、その人に適当にあしらわれるくらいなら、私は一人でいいと思う。

すいすい読めるがゆえに、本を閉じるタイミングを失いました。面白くなかったら読むのやめちゃうタイプなのに。文章がさっぱりしているから、内容はドロドロしているけど何皿でも食べれちゃうサラダみたいな小説でした。

ストーリーを要約すると、おじさんと愛人の小説です。愛人は風俗嬢で、メールのやりとりが頻繁に載っている小説でした。ラスト、どうなったんだろう。 

そんな感想を書いて終わります(笑)おやすみなさい。

 

 

 

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