六花ノ雨音

六花恵のABUNAI日記。思うままに世界を楽しむブログです。アクセサリー作家、トータルビューティー、音楽、アートなど。

今すぐにやりたい事をやる方法〜誰でも簡単、超簡単〜

今やスタバとかドトールがどこにでもあって、街の喫茶店は少なくなってきている。

喫茶店のあの雰囲気が好きな私は、なるべくチェーン店より喫茶店を選ぶのだが、しかし喫茶店だとコーヒー1杯で500円〜する。お金なんかにしばられず、行きたい方へ行けばいいと思うのだが、そうもいかない時もある。

 

ある日、おなじみTちゃんと近所のスタバに行こうとした。近くに素敵な喫茶店があることを知っていたが、言わないでいた。

スタバに行くと、満席で

「少しお待ちいただくか、テラス席ならあいています」と言われた。

待つのはごめんだし、このクソ寒いのにテラス席を勧める店員に腹が立った私は、無言で店を出た。しかしさすがスタバの店員、私のイライラなどどこ吹く風である。

「近くに素敵な喫茶店があるからそこに行こう」

そう勧めると

「そっちに行きたかったんだね」

Tちゃんは私の心を読んだかのようにそう言った。

その通り、最初からそっちに行きたかったのだ。素直にそう言えばよかったのだ。イライラしたのも席があいていなかったのも、私のせいなのだ。

そう思うと、さっきの店員さんごめんねと自然に心の中で謝っていた。

喫茶店でコーヒー2つ注文する。落ち着いた雰囲気でうるさい人間は誰もいなくて、集中できる。大麻の本もあるし、素晴らしい。

「またミルクいらないって言うの忘れた」

喫茶店だと、小さなカップに入れられたミルクが運ばれてくる。セルフサービスのクセがついている私たちは、通常ミルクの存在を無視しているので、運ばれてきたときにようやく気づくのだ。

「これこのまま飲む奴いるだろうね」

 

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そう言うとTちゃんはミルクだけを飲んでいた。

「・・・うまいの?」

「うまぐねっ」

 

むせながらミルクだけを飲むTちゃん。

「結局さ、人はやりたいことだけやって生きてるんだよね」

ミルクに砂糖を投入するTちゃん。

「いやいややってることだって、それが儲かるからとか理由があって、やってんだし」

ミルクをかきまぜながら、コーヒーをスプーン1杯だけ入れてみるTちゃん。

「嫌でもいらなくてもそこから新しいものが生まれるかもしんない。ほら、新しい飲み物できた。」

そこには、異様に甘くとろとろした、うす茶色い飲み物ができあがっていた。

「なにそれ、、、」

「新しいミルク」

 

Tちゃんは近くにあった大麻の本をペラペラめくっている。ファッション雑誌やグルメ雑誌もあるというのに、真っ先に大麻の本を手にするあたりが、さすが友だと思った。

 

本当にやりたいことは、周りが教えてくれる。

そしていつの日か、本当にやりたいことをやっていくように、人生はできているのかもしれない。

日々の些細な事や本心、感情にしても、外に出してみると見えてくる。自分はこれを望んでいないぞ、というのが分かってくる。

自分の本心なのに分からないことが多すぎる、それは変でも何でもないのです。

 ひとつひとつ、宝箱を開けるように。

 

 

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